私は、月に2~3回ほど、展示会に行きます。
科学機器展、自動認識展、ITpro Expo 2016、などの
テーマが特化した展示会から、
産業交流展/新価値創造展などの
業種・テーマを特定しない展示会まで有ります。
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今週、展示会で出会った企業様と、
私の支援する企業様とのマッチングが、2件始まりました。
一件は、特殊なガラス加工をしているA社と、
工業用の特殊なガラス製品を製造しているB社です。
A社は、80歳を超える職人さんが、
60年以上の経験・肌感覚を持ち、
日本ではもう2、3社しかないという技術を持っています。
最近は代替品が出てきて、生産量/売上げは減少傾向、
社長さんは、何とか新しい製品を出していきたいと、
模索されています。
展示会でB社の社長様とお話した時、
“A社の技術は絶対必要、何とかして継続できるようにしたい”
という言葉を頂き、
“それなら、お互いの技術を組合わせて、
新しい応用製品を、一度考える場を持ちましょう”
と言う事になりました。
楽しみです。
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もう一件は、新しい表示機を出すC社と、
工場などのシステムを手がけるD社です。
C社の新しい表示機の展示を見て、
私が説明をお願いしたのがきっかけです。
その表示機を見て、D社のシステムの表示機として
繋がれば、工場などの顧客にとっても
オプションとして選択肢が広がる、と直感したのですね。
昨日、初めてC社、D社が一同に介したのですが、
表示機の関連に留まらず、
もっと幅く、協力関係を築けそうなお話になりました。
聞けば、その表示機の展示は、
試作機が直前に出来て、
僅か2週間前に決まったとの事。
また、私がD社のシステムのお話を聞いたのも、
僅か2ヶ月ほど前です。
どちらかがずれていれば、
私がC社ブースで足を止めることは無かったでしょう。
そして、このコラボの話にもならなかったでしょう。
このタイミング、縁を大切にしたいと思います。
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この様に、展示会は企業が販路・マッチングを
求めて出店しているのですが、
経営コンサルタントとしても、
「どんな企業がマッチングを求めているのか?」
「支援企業が求めるマッチングに合う企業は無いか?」
の視点でみると、とても有意義だと思います。
どんなアイディアが出るか、
どんな製品に繋がるかは
判りません。
でも、この様なマッチングを行っていく事により、
いずれ、必ず成果が出てくるのかと思います。